
富山のお土産として不動の地位を築いている「ささら屋」のしろえびせんべいですが、売り場で「しろえび紀行」と「しろえび撰」のどちらを選ぶべきか迷ったことはありませんか。
実はこの2つ、単なる価格の違いだけでなく、食感や風味の設計が明確に異なっています。
まず、定番の「しろえび紀行」は、富山県産うるち米を使用し、パリッとした軽い食感が特徴です。
参考)富山の美食探訪 白えび×お米!富山県ならではの贅沢な美味しさ…
塩味ベースで白えびの風味がふんわりと広がるため、子供からお年寄りまで万人に愛される味であり、枚数が多く入っているため職場へのばらまき土産としても重宝します。
参考)https://www.jalan.net/news/article/93854/
一方、「しろえび撰(せん)」は、よりプレミアムな贈答用として開発された商品で、生地の薄さと食感の繊細さが際立っています。
「撰」は白えびの身をふんだんに使い、さらに白えびパウダーをまぶすことで、袋を開けた瞬間の香ばしさが段違いに強く設計されています。
実際に食べ比べてみると、「紀行」はお米の甘みと塩味のバランスが良いのに対し、「撰」は白えびそのものの旨味が凝縮されており、日本酒やビールのおつまみとしても優秀です。
また、パッケージも「撰」は箔押しの高級感あるデザインが採用されており、目上の方への手土産にはこちらが適しています。
地元民としては、普段のおやつには「紀行」の割れせん(無選別)をお得に購入し、県外の知人へは「撰」を送るという使い分けが一般的です。
富山米100%にこだわる日の出屋製菓だからこそ出せる、お米の香りの違いをぜひ味わってみてください。
立山連峰を望む絶好のロケーションにある「ささら屋 立山本店」は、単なる直売店ではなく、「しろえびせんべいファクトリー」として製造工程を一般公開している観光スポットです。
参考)富山県で絶景と工場見学!ささら屋立山本店のしろえびせんべい体…
ここでは、予約なしでふらりと立ち寄っても、ガラス越しにせんべいが焼き上がる様子を無料で見学することができます(団体は要予約)。
参考)工場見学・体験
特に平日の午前中は機械がフル稼働していることが多く、焼かれた生地がコンベアで流れていく様子や、味付けの工程など、普段口にしているお菓子がどう作られているかを間近で見られるのは貴重な体験です。
参考)【2025夏おでかけ|工場見学・制作体験】ます寿し・せんべい…
しかし、見るだけではありません。ここでの最大のハイライトは「手焼き体験」です。
わずか100円(生地2枚)ほどの料金で、専用の焼き網を使って自分でおせんべいを焼くことができます。
参考)ささら屋 福光本店|南砺市の観光情報サイト「旅々なんと」
スタッフが焼き方のコツを丁寧に教えてくれるため、小さな子供でも失敗なく楽しめますが、実は大人こそが夢中になるポイントがあります。
それは「焼きたての瞬間」にしか味わえない食感と香りです。
袋詰めされた製品ももちろん美味しいのですが、火から下ろした直後のアツアツのせんべいは、香ばしさが爆発しており、口に入れた瞬間のサクサク感は別格です。
所要時間は見学を含めても30分程度なので、立山観光の合間に立ち寄るのに最適です。
また、不定期ですが「工場祭」などのイベント時には、普段は見られない特別な工程が見られたり、限定の体験ができることもあるため、訪問前には公式サイトやSNSをチェックすることをおすすめします。
参考)日の出屋製菓産業 秋の大型イベント【ささら屋立山本店 秋の工…
ささら屋の店舗(特に立山本店や福光本店)には、「おこめぢゃや(米町茶屋)」というカフェスペースが併設されており、ここでしか味わえないオリジナルスイーツが評判を呼んでいます。
参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000075649.html
中でも絶対に外せないのが「しろえびせんべいソフトクリーム」です。
参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000075649.html
濃厚なミルクソフトクリームに、なんと「しろえびせんべい」が添えられているだけでなく、仕上げに塩や特製のパウダーがかかっている場合もあり、甘さと塩気の「甘じょっぱい」無限ループが楽しめます。
参考)Instagram
ソフトクリームの冷たさと滑らかさに対し、せんべいのパリパリとした食感がアクセントになり、ディップしながら食べるスタイルはSNS映えも抜群です。
価格は350円~450円程度(時期やキャンペーンにより変動)とお手頃で、ドライブの休憩にはもってこいです。
参考)Instagram
また、お米の専門店ならではのこだわりが詰まった「おだんご」も見逃せません。
参考)Instagram
富山県産米100%で作られた団子は、モチモチとした弾力が強く、噛むほどにお米の甘みが感じられます。
定番の「富山みたらしだんご」や「コク旨焦がし醤油だんご」に加え、季節によっては「香るきなこ」や「磯辺」などのバリエーションも登場します。
これらは注文を受けてから焼いてくれる場合や、焼きたてを提供してくれるイベント日もあり、香ばしい醤油の香りが店内に漂うときは焼きたての合図です。
さらに、「しろえび最中アイス」という、サクサクの最中皮にアイスを挟んだ商品もあり、オプションであんこを追加できるなど、自分好みのカスタマイズが楽しめるのも魅力です。
参考)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000075649.html
「ささら屋」と聞くと、伝統的な和風のパッケージを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、最近注目を集めているのが「Snack Komeko(スナックコメ子)」という新ブランドです。
参考)【2025】富山で人気のお土産おすすめ25選|定番のお菓子か…
これは「ママのコメ子が営む架空のスナック」というユニークなストーリー設定を持つ商品ラインで、従来のせんべいのイメージを覆すモダンでポップなデザインが特徴です。
しかし、単なるデザイン先行の商品ではありません。味のラインナップが非常に現代的で、「バジリコ・バジル」「スモーキーチーズ」「かくしきれない、柚子胡椒」「華麗なるスパイス」など、ワインやビールに合わせることを意識した「大人のおつまみ」としての完成度が非常に高いのです。
参考)https://www.sasaraya-kakibei.com/snackkomeko
例えば「スモーキーチーズ」は、袋を開けた瞬間に燻製の香りが漂い、まるで本物のチーズを食べているかのような濃厚さがありますが、ベースが富山米のあられなので、後味は軽くサクサクと食べ進められます。
参考)https://s.tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17012611/dtlrvwlst/
また、一口サイズの「千枚あられ」タイプにリニューアルされており、仕事中やリラックスタイムに手を汚さずにポイポイと口に運べる手軽さも、若い世代や女性に支持されている理由です。
参考)https://item.rakuten.co.jp/sasaraya/835/
「昔ながらのせんべいは少し重い」と感じる層や、ちょっとしたお洒落なプチギフトを探している人にとって、このスナックコメ子は「ささら屋」の新しい入り口となっています。
参考)えびせんべいのおすすめ18選!お土産やギフトにぴったりな商品…
公式サイトや一部の店舗では6種類セットなども販売されており、味の食べ比べをするのも楽しいでしょう。
伝統を守りながらも、こうした遊び心のある新商品を次々と投入してくる点に、日の出屋製菓の革新的な姿勢が垣間見えます。
最後に、ささら屋でのお土産選びで失敗しないためのポイントを整理しておきましょう。
まず、賞味期限に関してですが、ささら屋のおせんべいは製造日から120日程度と比較的長く設定されているものが多いため、遠方への発送や、すぐに渡せない相手へのお土産としても安心して選べます。
絶対に外したくない本命のお土産には、やはり「しろえび撰」が鉄板です。
その高級感と確かな味は、富山土産としての格を一段上げてくれます。
一方で、家族や親しい友人、自分用には「しろえび紀行」や「こきりこ」などの詰め合わせセット「歌づくし」がコストパフォーマンスが高くおすすめです。
参考)https://www.sasaraya-kakibei.com
「歌づくし」には、しろえびせんべい以外にも、昆布や大豆、海苔など様々な味のあられが入っており、富山の豊かな食文化を一度に楽しむことができます。
また、変わり種として隠れた人気を誇るのが「チョコっとあられ」などのチョコレートコーティングされた季節限定商品です(冬季限定が多いです)。
塩気のあるあられと甘いチョコの組み合わせは中毒性が高く、販売時期にはこれを指名買いするファンも少なくありません。
購入場所については、立山本店や福光本店などの直営店が最も品揃えが豊富ですが、富山駅前の「MAROOT(マルート)」内にある店舗や、「とやマルシェ」でも主要商品は購入可能です。
参考)富山駅で購入できるおすすめ富山土産!
ただし、スナックコメ子や特定の詰め合わせ、そして何より「割れせん(無選別のお得用)」は、直営店やオンラインショップでしか手に入らない場合が多いため、時間があればぜひ本店まで足を運んでみてください。
参考)【コロナでお得に購入】しろえびせんべい ささら屋【おやつお取…
直営店では、購入前にお茶を飲みながら試食ができるスペースが設けられていることも多く、味を確かめてから購入できるのも嬉しいポイントです(現在は感染症対策等で状況が変わる可能性があるため要確認)。
富山の海と大地の恵みが詰まった一袋を、ぜひ旅の思い出に持ち帰ってください。